植樹式 レヴァンテ公園

チェゼナティコはエミリア・ロマーニャ州のアドリア海沿いにある港街です。植樹を申し込んだADDAは、移民が少なくないこの街で異文化交流を促す活動を展開する外国人女性のグループでした。プロジェクトは協力者や植樹場所を探すことから始まり、小学校や市、各種団体を巻き込んで、地元アーティストや小学校の先生を含む現地事務局を立ち上げました。

渉外担当のミケーレ・ラムさんなど関係者の努力が実り、「平和の柿の木」と題した公園での植樹式には市長をはじめ多くの市民が参加しました。ウクライナ出身のオルガ・ナワコワさんの指導で、こども達は色々な国の言葉で詩を朗読するパフォーマンスを行い、色鮮やかなオレンジ色の風船を飛ばしました。植樹に続いて、柿の木の隣ではジョバンニ・ピントーレさんが制作した被爆柿の木2世彫刻の除幕式が行われました。テント会場には、イザベル・サマンズさんなどアーティストがこども達と制作した柿の木をテーマとした作品が展示され、また、さまざまなルーツを持つ住民によってアコーディオンとバンドネオン、韓国や日本の歌、セネガルの太鼓とダンスなど多彩な演目が披露され、とても国際色豊かなイベントとなりました。

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