植樹式 リボルテラ保育園

2000年に植樹を行ったイタリア・ブレーシアの植樹中心者のダリオ・ゾーニョさんの友人、日伊文化協会のロザリオ・マニセラさんの紹介でデゼンツァーノ市のアレアルディー保育園、リボルテラ保育園、ガーデンセンターの3か所の植樹が実現しました。アレアルディー保育園とリボルテラ保育園はこの年新しくオープンした保育園。オープンを記念して植樹の申し込みがありました。当初、2003年の9月の保育園開園と同時に植樹を希望されていたのですが、柿の木の事を考慮し、苗木にとって一番条件の良い3月に植樹式を行いました。

事前学習で「平和のための科学反応」という授業が行われました。「戦争」というものは人間の科学反応によって生み出されるが、同じように、人間のつながりや出会いという科学反応によって「平和」も生まれてくるという内容。また、物や生命の大切さを知るために、各教室には「食べ物」や「海の生き物」といったものを展示していました。

植樹式は保育園のこども達と保護者がたくさん集まり、海老沼先生出席のもと1本の柿の木を園庭に植樹。市長、海老沼先生の挨拶の後、こども達が制作した柿のちぎり絵など数点の作品の発表をしました。その後、ギター演奏のもと、みんなで楽しく歌を歌いました。先生、保護者の方々、こども達の1人1人が一体となり、柿の木を歓迎してくれている想いがとても伝わる、笑顔の絶えない植樹式でした。

この年をきっかけに、ロザリオ・マニセラさんはそれから、デゼンツァーノのあるブレーシア地方を中心に20か所以上にもおよぶ場所に「被爆柿の木二世」の苗木の植樹を実施してくれました。

blog画像
blog画像
blog画像

これまでの活動