フランチャコルタ・モンテ・オルファノ平和会議協会が中心になり、ブレーシャ州の6つの市に植樹が実現しました。そのうちの一カ所が、レノ市のスタータル小学校です。
小学校には、「核兵器のない世界へ」と漢字で書いたおおきな垂幕が掲げられ、校内の天井にはオレンジ色の風船や、折鶴が飾り付けられたりと歓迎ムードいっぱいでした。海老沼先生たちが到着すると、この日のために作った大きな創作物を手に持ったこども達が教室から出てきて、校庭で出迎えてくれました。
近所の大人たちや、近隣の中学生も大勢集まり植樹式が始まりました。まず、校長先生によるプロジェクトの説明、原爆の話があり、日本の「さくら」が流れる中、来賓の紹介がありました。続いて日本の国歌「君が代」とイタリアの国歌がこども達の美しい歌声で披露され、レノ市の市長の挨拶があり、海老沼先生の挨拶と進みました。海老沼先生がスピーチの中で「今日は私の誕生日です」と言うと、すぐにこども達からハッピーバースデーの歌の贈り物がありました。植樹は「イマジン」の曲が流れる中行われ、たくさんの風船が空に飛ばされました。小学生のこども達による詩の朗読や歌がたくさん披露されました。さらに、中学生の代表数名からも詩が披露され、最後には折鶴が参加者全員に配られ、植樹式は大いに盛り上がり終了しました。