2010年3月 にイタリアのブレーシア州の8か所の市町村で行われた一連の植樹のうちの一つ。
ガルダ湖を見下ろす、美しい自然に囲まれたサロ市立エンリコ・フェルミ高校にて植樹。
同高校の英語教師マッシモ先生が「平和の行進」に参加した際、ブレーシア州の植樹をサポートするフランチャコルタ・モンテ・オルファノ平和会議協会のフランチェスコさんと出会ったことで、プロジェクトを知り、植樹の実現となりました。
実行委員が到着すると、生徒たちが温かく迎え入れてくれました。校長先生、宮島達男、サロ市長からの挨拶をいただき、ガルダ湖を見ながら中庭で厳かな植樹式が行われました。
柿の木に黙祷をささげ、生徒代表のスピーチでは、長崎を原爆最後の土地とし、平和意識を世界へ広げる決意を聞くことができました。700名ほどの生徒が通う高校の中庭は、どこからでも目がつく場所にあり、柿の木は毎日生徒たちに平和を語りかけることでしょう。