2010年3月 にイタリアのブレーシア州の8か所の市町村で行われた一連の植樹のうちの一つ。
25日午後、山間の小さな町ヴァッリオテルメのこども達が盛大に歓迎してくれました。柿の木色の風船や日本語でのウェルカムボード、手作りの柿の実で飾られた会場は和やかな町の雰囲気を伝えるものでした。保育園児の合唱、小学生による英語歌詞「イマジン」の合唱などで会場は一体となり、最後は賑やかに柿の木二世にみんなで土をかけました。市長をはじめ大人達はこども達を終始温かく見守っていました。
植樹式が終わると親睦会が開かれ、会場には日本における原爆被害の状況を伝える資料などが展示され、平和を考える場になっていました。また保育園児達は日本から訪れた子どもの手をとり、保育園の中を案内してくれました。言葉が通じなくとも笑顔で仲良しになれる子どものコミュニケーション力に、平和の一歩を感じました。