高萩小学校は、柿の木プロジェクトの正式プロジェクトではありませんが、海老沼正幸先生の母校でもあり、縁も深く、大変に嬉しい報告なので、紹介します。
1996年3月に「被爆柿の木2世」を植樹、「カッキー・ノッキー」と命名し、15年間大切に育ててくれました。この間、なかなか実ができませんでした。そして、なんと2010年の秋にはじめて結実し、永山二郎校長先生より、海老沼先生に喜びの報告が届きました。
以下、校長先生のお手紙から一部抜粋し、報告させていただきます。
「不思議なもので、色づいて実をつけた柿の木数は、カッキー・ノッキーともに3個ずつでした。仲良く同じ年に同じ数だけ実をつけました。早速、写真を撮ったり、歴代の学校長に報告したりと喜びを分かち合いました。斎藤暁夫元校長先生からは、何とか種をとり3世をどんどん増やしたいものだとのお話があり、毎日、熟れ頃を観察いたしておりました。そろそろ取り頃かと思っておりましたら、2つの柿が野鳥に食べられてしまい、あわてて残りの実をとり、何とか種を15個ほど確保できました。平成19年に再度いただきました「げんき・ゆうき」もすくすくと育っております。近い将来、高萩小学校のみんなの広場が、鮮やかなオレンジ色に染まる日を心待ちにしています。」
今後も、柿の木プロジェクトは、高萩小学校の柿の木の成長を見守っていきたいと思います。