フランチェスコ氏の車でボヴェッツォの町に入ると幼稚園の子どもたちが長い列をつくり、先生に連れられて、
柿の木プロジェクトの植樹式に参加するために、ビバルディ中学校にむかって步いているかわいい姿を目にしました。
ビバルディ中学校に到着し、体育館に足を踏み入れると、そこには市長、副市長をはじめ、たくさんの中学生、小学生、先生方や保護者の方が既に集っており、大きな拍手で出迎えられました。 町をあげて柿の木を出迎えてくれています。
体育館の壁には、子どもたちが調べた柿のこと、柿をつかった料理のレシピなど様々な研究発表や柿の実折り紙による飾り付けがなされています。また渡り廊下にも柿の実折り紙がたくさんぶらさげてあり、とても熱心に準備をしてくれた様子がうかがえました。
植樹式は、2人の中学校の先生の司会によって、スタートしました。
最初に地域のお年寄りたちの合唱があり、続いて子ども議会のメンバー7人が前に出て、議長があいさつしました。副市長、市長、フランチェスコ氏のあいさつに続き、子たちのパフォーマンスがスタートします。幼稚園の子どもたちによる歌とお遊戯、小学生によるリコーダーの演奏し、詩の朗読がありました。
中学生たちは、創作ダンスを演じてくれました。最後に全員でPACEの人文字をつくりあげてくれたのがとても印象的でした。続いて、中学生による詩の朗読、歌も披露されました。
最後に、子どもたちの指導にあたってくださった先生方のあいさつがありました。
植樹は校庭に移動し、行われました。植樹された柿の木の前で、海老沼先生のメッセージ、柿の木ふろしきの贈呈が行われました。また、最近 恒例となっている植樹に使用したシャベルの柄に海老沼先生がサインしました。植樹後、海老沼先生は、中学生たちにサイン攻めにあっていました。